『メッセージ』映画レビュー

こんにちは、上原勇一郎です。
今日のレビュー作品はこちら!

メッセージ


出典:Amazon

です。
もう正直これのパッケージを見た瞬間にあるお菓子にしか見えなくなってしまった訳ですが・・・
お分かりですかね??


亀田製菓のハッピーターン出典:Amazon

見えませんか?見えますよね。ハッピーターン突然空に浮いてる!!
とか考えてもうおかしくて映画どころじゃなくなったのが正直な感想(苦笑
出てくる宇宙人もどう見てもタコなのよね。

すみません取り乱しました。。。

ストーリー

突如地上に降り立った、巨大な球体型宇宙船。謎の知的生命体と意志の疎通をはかるために軍に雇われた言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は、“彼ら”が人類に<何>を伝えようとしているのかを探っていく。その謎を知ったルイーズを待ち受ける、美しくそして残酷な切なさを秘めた人類へのラストメッセージとは―。

引用:『メッセージ』オフィシャルサイト

アヴェンジャーシリーズでお馴染みのジェレミー・レナーが出ていたのが、凄く嬉しかったですね。
好きなシリーズの俳優さんが出ていると不思議とテンションも上がる物です。
SF映画なのですが、よくあるSFのバトル要素は皆無です。

12の場所に現れた未知の生命体とコンタクトを取ろうともがく作品になっています。
正直難しい内容の作品かと僕は感じました。
1回見ただけでは少し理解が追い付かないかな。

あと凄いネタバレになってしまうのですが、
主人公のルイーズが子どもと共に過ごすシーンが冒頭に流れ、
それが話しの要所要所で回想シーンのように流れるのがややこしいですね。
最後にそういう事か!と納得のいく落としどころになっているのですが、
本当に途中までは訳が分かりませんでした。

このシーンここでいるかな?とか思いながら観ていたのですが、とても必要でしたね。
未知の生命体と思うようにコンタクトが取れずに、中国を筆頭に攻撃態勢に入っていくのですが、
主人公が唯一生命体と深く交信でき人類にとって重要なメッセージを受け取るのですね。

理解が及ばない生命体を否定せずに、少しずつ受け入れていく。
そして信頼関係を結んでいくのですが、やはり受け入れられない人間もいて、
一匹の生命体を死に追いやってしまったシーンは心が痛かったですね。

受け取ったメッセージも一つでは意味をなさず、12全てを繋げなければいけない。
ですが、国が違えば利害や、損得の話しが持ち上がる。
人間の汚い部分が凄く分かると同時に、美しいお話しでした。

総合評価
★★★☆☆

良い作品ではあったのですが、途中まで混乱してしまったので★3つです。
SF好き!という方でも恐らく好きと嫌い両極端に分かれる作品だと思います。
心を浄化されたい!という方にオススメかもしれませんね。
もう一度見ると評価も変わってくるかもしれません。